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決心

こんにちは、心子です。

めまいや疲れの原因が、大動脈弁閉鎖不全症であり、手術が必要と医師に言われてから本気でいろんなことを考えました。

家族、仕事、費用のことなど。
すでに子供達は大人になり、手もかからず、お金もかからないし、仕事なんて私の代わりはいくらでもいます。これらは事前に折り合いをつければ都合で乗り切れる問題でした。

心子さん自身の中で折り合いをつけなければならないことは「術式」でした。
弁置換術か形成術か、次の受診までに決心して循環器内科の担当医師に自分の意思を告げなくてはなりません。

なぜならば、かかりつけとなった循環器内科は自分の住んでいる地域医療圏内で唯一で最大の総合病院にありますが、実際に手術を行える心臓血管外科はその病院にはありません。検査は行えますが、手術となれば検査結果と紹介状を持って心臓血管外科がある別の病院へ行くしかないのです。弁置換術ならば幾つか選べますが、形成術となると限られます。

ネットで情報を集め、調べられるだけ調べて、自分自身が納得できる術式は形成術であると決心しました。
東邦大学医療センター、大橋病院 心臓血管外科の尾崎教授が中心となって全国的に広めている術式自己心膜を使用した大動脈弁形成術です。

この術式を希望した理由は、「異物を入れないから体に優しい」でした。
逆に新しい術式だけにデータは少なく「術後、形成した弁はどのくらいの年数もつのか?!」はまだ不明なままです。
ちなみに、弁置換術で人工弁を入れた場合は耐久性は長いですが血栓予防のために抗血液凝固剤を服用し続けなければなりません。生体弁の耐久性は十数年年間くらいと言われています。

どの術式を選んでも、自分の場合は再手術の必要の可能性はあるのです。
だったら最新の術式を選んで「挑戦者」になってみようと決めた心子さんでありました。

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プロフィール

心子(シンコ)

Author:心子(シンコ)
1960年生まれ、健康で真面目なふりして生きてます。子供2人を帝王切開、1992年に乳癌ステージIIbで手術&化学・放射線治療、2017年には、大動脈弁閉鎖不全症のため「自己心膜を使用した弁形成術」を受けました。戦国武将に劣らない傷痕だらけの身体が自慢(?笑)。残る人生、楽しむだけに費やしたい。

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