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医者が書いた本2冊、読み比べ

こんにちは、心子です。

小説ばかりも飽きて来たので、少し目先を変えて”医者が書いた本”を、2冊続けて読みました。
別に、医者じゃなくて他の職種の方が書いた本でも構わなかったのですが。
心子さん、医者との関わりが長いし、医者って専門的な職種だから、読めば非日常的なことを、知ることが出来るかなとの期待もあり、2冊をチョイスしました。

1冊目は、図書館で借りた「医者に殺されない47の心得」近藤誠著です。

IMG_7703.jpg

発行は2012年12月。
著者・近藤誠は、1948年生まれ72歳、放射線科医です。
癌の手術や、化学療法(抗がん剤治療)を批判する内容が主体で、ちょっと極論的で素直に頷けませんでした。
癌の手術したり、処方したりしない医師なのに、何故、他者の仕事をこれほど批判できるのか不思議です。
マンモグラフィーや検診については批判しているのに、放射線治療についてのデメリットには、言及していません。
世間を騒がして、注目を集めたかったのかな。
さら~っと読んで、さっさと返却するタイプの本。
買わずに、借りて読んで正解でした。



2冊目は、「医者の本音」中山裕次郎著です。
前回、図書館で借りた小説「泣くな、研修医」「逃げるな、新人外科医」と同じ著者です。
その本を読んだ流れで、興味を持ち、選んだ作品です。
残念なことに、図書館にも市内の書店にもなかったので、Kindle本として購入しました。

IMG_7701.jpg

発行は、2018年8月。
著者・中山裕次郎は、1980年生まれ40歳、消化器外科医です。
手術数もこなし、場数も踏んで、勤務医として、一番脂がのってくる時期ですね。
もしも、自分が次に手術を受けなくてはならない状況になった時は、40~50歳代の医者に執刀してもらいたいです。働き盛りは、良い仕事しますもの。逆に、看取り病棟にお世話になる時は、年配の主治医がいいです。
「医局」のシステム、「科」でわかる医者のタイプ、医者のお金と恋愛、「死」と「老」の間で医者が考えることなど、誰が読んでも興味を持てる、爽やかな仕上がりでした。


市立図書館は、コロナ感染対策のため、長居が出来ません。
予め、ネットで読みたい本のタイトル・著者を調べてメモし、それを図書館内の検索用パソコンで、検索して借りて来ます。

さて、次はどんな本を読んでみようかな。




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コメントの投稿

Secre

No title

中山裕次郎さんの本、面白そうですね。
今度図書館に行ったら借りて読んでみます。

本の借り方が私と全く同じなので、なんか嬉しいですi-237
図書館、昨年の暮れに市内のコロナ感染者が増えたので
そこからずっと行っていません。
食料品と日用雑貨の買い出し以外は極力出かけないようにしています。
この生活もすでに1年。。。
早く前みたいに自由に図書館通い出来る日が来ますように。

Re: No title

こんにちは、星宿さん♪^ ^

中山裕次郎、現役の外科医で物書き業もこなしてる人のようです。
下調べなしで、偶然に図書館でてにしたのがキッカケでしたが、私的には当たりでした。
スラスラと読みやすいですよ。(^^)

以前は、図書館の雑誌コーナーでソファに腰掛けて読むことが出来たのですが、そこは閉鎖され、今は館内の滞在時間を30分程度にするように注意書きが貼られています。
予め読みたい本をチェックしておけば、残った時間内で気ままに本が探せますものね。(^^)v

多方面で面倒な世の中になりました。
安心して出かけられる日がきますように。

プロフィール

心子(シンコ)

Author:心子(シンコ)
1960年生まれ、健康で真面目なふりして生きてます。子供2人を帝王切開、1992年に乳癌ステージIIbで手術&化学・放射線治療、2017年には、大動脈弁閉鎖不全症のため「自己心膜を使用した弁形成術」を受けました。戦国武将に劣らない傷痕だらけの身体が自慢(?笑)。残る人生、楽しむだけに費やしたい。

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