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大動脈弁閉鎖不全症

こんにちは、心子です。

疲れやすさ、ふっと起きるめまいの自覚症状を感じるようになってから、2ヶ月間くらいは耳鼻科に通ったでしょうか。
過去の記憶を思い出して循環器科を受診し、検査した結果、「大動脈弁閉鎖不全症」と言う立派な病名がついた心子さんであります。

大動脈弁閉鎖不全症とは、弁膜症の1つです。心臓に4つある弁のうちの1つである大動脈弁がきちんと閉じないために、血液が逆流してしまう症状が起きるわけです。ポンプとしての役割である心臓がポンコツになってしまったのです。
(弁膜症、大動脈弁閉鎖不全症についてはこちらのサイトがよくわかります、参考までに。)

「先生、心臓病ってことは危ない病気ですよね?」
「直ぐにどうこうってわけではありませんが、無理は禁物です。」
「で、これからどうしたらいいのですか?」
「BNPとEFから診てすでに手術適用の時期かもしれません。悪くなってから手術すると予後がかんばしくないと言う報告があります。早めに心臓カテーテル検査をしましょう。」

心子さんは、心臓造影カテーテル検査は経験済みでありますので、たいして動じませんでした。
”また、あの検査かぁ~。有給をとるか・・・。” くらいの心構えでした。

「先生、手術ってどんな手術ですか?」
「一般的には弁置換術といって人口弁にする方法ですね。最近は、自分の心膜を切り取って弁にして縫い付ける形成術というのもありますよ。ここのね(と、先生は自分の胸を指さして縦に動かしました。)胸骨を切って開くから大きな傷跡ができちゃうねー。」

いえ、ワタクシ心子は傷跡についてはすでに色々とございますので、さほど気にはしません。

「先生、今も毎朝何種類かの薬を飲んでいるわけですけど、人工弁だとさらにワーファリンを飲み続けることになるんですよね?」
「そうね、人工弁だとね。でも人工弁の生体弁ならワーファリンは半年間くらいかなぁ。自己心膜の形成弁ならばワーファリンは要らないらしいね。その時には良い外科の先生を紹介しますから。先ずはカテーテル検査してからね。」

「自己心膜の形成弁って初めて聞くんですけど、保険適用の術式なんですか?」
「そうそう、最近ね適用になったらしいよ。先ずは検査してからだからさ、それまでにネットとかで術式調べてメリット、デメリットを比べてみたらいいよ。」
「そうですね、そうします。」

顔見知りで気さくな先生だからさ、こんな会話ができたけど、正直言って実はけっこう動揺した心子さんでありました。
そして、興味は”自己心膜を使用した大動脈弁形成術”に移り、それで頭の中がいっぱいになったのでありました。

いやぁ~、胸骨を切り開く手術について聞かされるとは。
その時は、さすがに手術についての心構えはできていませんでした。
自分に出来ることは・・・、ネットで調べてみなくっちゃ! でしたね。(^^;)
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テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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プロフィール

心子(シンコ)

Author:心子(シンコ)
1960年生まれ、健康で真面目なふりして生きてます。子供2人を帝王切開、1992年に乳癌ステージIIbで手術&化学・放射線治療、2017年には、大動脈弁閉鎖不全症のため「自己心膜を使用した弁形成術」を受けました。戦国武将に劣らない傷痕だらけの身体が自慢(?笑)。残る人生、楽しむだけに費やしたい。

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