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心の傷

こんにちは、心子です。

この季節、胸元が開いた服を着ると、手術の傷跡が見えてしまいます。

傷跡


胸骨正中切開の手術でしたので、
両鎖骨の真ん中辺りの高さから、みぞおちのちょっと下くらいまで、
およそ30㎝近くの縦の傷跡が残っています。

更に、お臍の下には出産時の帝王切開の傷跡もあります。

両方を合わせると、体の正面のほぼ上から下まで、手術痕がある心子さんです。

知らない人が見たらビックリするでしょうね。
(知らない人に見せることありませんが/笑)

この歳ですから外見上の問題は大きくなく、残った傷跡に気を留めることもなく生活してます。けれど、胸元にある傷跡に気付いて、見てはいけないモノを見てしまった、と感じる方もいるかもしれません。

周囲に気を使わせては返って申し訳ないので、外出の時には、スカーフやハイネックなどで見せない配慮には心がけてはいます。暑い日には、そんな配慮が負けてしまうことしばしばですが・・・。

土曜日のミュージックフェア、高橋真梨子デビュー45周年スペシャルでしたね。
ペドロ&カプリシャスの時代からのファンです。
懐かしく聴き入りました。

曲の1つ「はがゆい唇」を久しぶりに聴いて、ふと思ったのです。

    はがゆいのよ その唇
    キスする場所 間違えてる
    心の傷なら そんなとこにない

もし、今の自分の手術痕が20~30歳代の頃の若い自分にあったらと想像してみました。
もし、若い女子が体の真ん中に30㎝もの大きな傷跡のある自分の姿を見たら、きっと悲しい気持ちになるのでしょうね。

58歳の心子さんは「年金もらうまでは生きてやるワ。」とか、
「ハハより先に逝くなんて悔し過ぎる。」などと、
邪心に支えられて辛抱し、
1年以上経ったこの夏になって、
元通りとはいかなくても、通常の生活が送れるようになってから、
初めて自分の傷跡と服装の配慮に気付いたワケでして。。。

あ〜、そうだったのね。

最近話題の、小切開心臓手術(MICS=ミックス)のメリットの1つは、傷跡が小さいことにもあったのですね。
すでに先を見つめていて心の傷にまで配慮していたのかもしれないわけで。
医術の進歩は、意外と広い視野を持ち合わせているのかもしれませんね。

患者サイドの心子さんは、術後の苦しさの中で、自身の生き残りを目指すことだけに精一杯で、見えてなかったことがたくさんあったと今更気がつきました。きっとこの先も、先ずは自分サイドから見える物事の一面とだけ戦う能力しかないだろうけれど、この体の真ん中の大きな傷跡が、別の面も、別の見方もあるよと、後からそっと教えてくれるに違いない、そう思いました。

”懐かしい曲から 新しい別の何か”を、教えてもらった心子さんでした。
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プロフィール

心子(シンコ)

Author:心子(シンコ)
健康で真面目って、意外と努力が必要なことなのね。2017年3月に大動脈弁閉鎖不全症のため「自己心膜を使用した弁形成術」を受けました。

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