医療体制のこと、これからの日常のこと、考えてみました。
こんにちは、心子です。
今日は長文です、いつもよりちょっとだけ真面目です。
コロナウィルス感染が始まって以来、ニュースなどでしばしば耳にする「医療崩壊」。この「医療崩壊」の定義が、仮に、「通常の医療を受けられなくなること」であるならば、多くの日本の医療機関は「崩壊」することなく、持ちこたえたと思える気がします。
まだ色々な角度から、充分とは言えない体制や問題は残っているかもしれませんが、感染者数が減りつつある現段階で、次の一手を考える時間を、得られたのではないでしょうか。
総合科を標榜する数百床以上の病院の、感染病棟での病床数は、せいぜい4~5床程度か10床以下が一般的でしょう。
今回のコロナ感染拡大で入院患者が増加し、病床が足りないと予期した時には、一般病棟を感染病棟の施設基準に改修工事し、受け入れ病床数を確保する努力を惜しみませんでした。
私が住む地元では、病院の一般救急窓口とは別に、「発熱外来」と「PCRセンター」を、早いうちから発足して活動を始めました。いずれも完全予約制ですが、早期に発見して拡散を防ぐための有意義な体制に、迅速に対応したと思いました。
こちらも、地域の様々な協力があって成り立ちました。
こうした1~2ヶ月の短期間に起きた変革を見てきて、組織の力、人が人を救おうとする気持ちの集まりのパワーに、感心すると共に、心から拍手を送りたいと思います。
今後、PCR検査体制、検査精度、ワクチンや特効薬の開発などが、課題となることは周知の通りです。
そう遠くない将来には、コロナウィルスに限らず、今後新しいウィルス感染が発生した場合に対応できる、「ウイルス感染専門病院」などが設立されることも、あり得るかもしれませんね。
緊急事態宣言が解除になり、人々の移動や接触が戻るに連れて、第二派の感染拡大が起こる可能性が大きいことは、誰もが予想出来ることです。
そして、秋頃の風邪やインフルエンザの季節には、インフルエンザかコロナか否かで、混乱が起きることもあるかもしれません。
ただ単に解除に浮かれること無く、長期的な対策に沿って、少しずつ静かに日常を、取り戻したいと感じています。
ところで、今日、久しぶりに孫と2人で、買い物に行きました。
6歳の孫が、何の抵抗もなくマスクを着け、
スーパーの入り口で、慣れた手つきでアルコール消毒をし、
私から離れずにソーシャルディスタンスを意識しながら動き、列にきちんと並びます。
入学式もないままに1年生になった彼は、学校で勉強出来なかった1ヶ月間の中で、これまでに無かった新しい生活習慣を、身につけたのです。
見ていて、なんとも切なく複雑な心境でありましたが、生きるための、あるいは生き残るために、社会のルールに従うことに、大人も子供もないことを、身をもって教えられたような気がしました。
この先も、油断すること無く、自分にできる予防を行い、感染が蔓延しないための社会の工夫に従い、必要以上に恐れずに、家族と暮らしていくことが、今の自分に出来る正しい姿勢であると、改めて思い直しました。
良い週末をお過ごしください。

今日は長文です、いつもよりちょっとだけ真面目です。
コロナウィルス感染が始まって以来、ニュースなどでしばしば耳にする「医療崩壊」。この「医療崩壊」の定義が、仮に、「通常の医療を受けられなくなること」であるならば、多くの日本の医療機関は「崩壊」することなく、持ちこたえたと思える気がします。
まだ色々な角度から、充分とは言えない体制や問題は残っているかもしれませんが、感染者数が減りつつある現段階で、次の一手を考える時間を、得られたのではないでしょうか。
総合科を標榜する数百床以上の病院の、感染病棟での病床数は、せいぜい4~5床程度か10床以下が一般的でしょう。
今回のコロナ感染拡大で入院患者が増加し、病床が足りないと予期した時には、一般病棟を感染病棟の施設基準に改修工事し、受け入れ病床数を確保する努力を惜しみませんでした。
私が住む地元では、病院の一般救急窓口とは別に、「発熱外来」と「PCRセンター」を、早いうちから発足して活動を始めました。いずれも完全予約制ですが、早期に発見して拡散を防ぐための有意義な体制に、迅速に対応したと思いました。
こちらも、地域の様々な協力があって成り立ちました。
こうした1~2ヶ月の短期間に起きた変革を見てきて、組織の力、人が人を救おうとする気持ちの集まりのパワーに、感心すると共に、心から拍手を送りたいと思います。
今後、PCR検査体制、検査精度、ワクチンや特効薬の開発などが、課題となることは周知の通りです。
そう遠くない将来には、コロナウィルスに限らず、今後新しいウィルス感染が発生した場合に対応できる、「ウイルス感染専門病院」などが設立されることも、あり得るかもしれませんね。
緊急事態宣言が解除になり、人々の移動や接触が戻るに連れて、第二派の感染拡大が起こる可能性が大きいことは、誰もが予想出来ることです。
そして、秋頃の風邪やインフルエンザの季節には、インフルエンザかコロナか否かで、混乱が起きることもあるかもしれません。
ただ単に解除に浮かれること無く、長期的な対策に沿って、少しずつ静かに日常を、取り戻したいと感じています。
ところで、今日、久しぶりに孫と2人で、買い物に行きました。
6歳の孫が、何の抵抗もなくマスクを着け、
スーパーの入り口で、慣れた手つきでアルコール消毒をし、
私から離れずにソーシャルディスタンスを意識しながら動き、列にきちんと並びます。
入学式もないままに1年生になった彼は、学校で勉強出来なかった1ヶ月間の中で、これまでに無かった新しい生活習慣を、身につけたのです。
見ていて、なんとも切なく複雑な心境でありましたが、生きるための、あるいは生き残るために、社会のルールに従うことに、大人も子供もないことを、身をもって教えられたような気がしました。
この先も、油断すること無く、自分にできる予防を行い、感染が蔓延しないための社会の工夫に従い、必要以上に恐れずに、家族と暮らしていくことが、今の自分に出来る正しい姿勢であると、改めて思い直しました。
良い週末をお過ごしください。



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No title
こんにちは。
解除で街に出た人が「人が多いから心配」とか言ってました。自分のことを棚にあげてとはこのこと(@_@)。
ワクチンが行き渡るまでは危険は減りませんよね (´・ω・`)。それにしても、暑くなるとマスクでは辛いだろうなぁ。
解除で街に出た人が「人が多いから心配」とか言ってました。自分のことを棚にあげてとはこのこと(@_@)。
ワクチンが行き渡るまでは危険は減りませんよね (´・ω・`)。それにしても、暑くなるとマスクでは辛いだろうなぁ。
Re: No title
こんにちは、home in my shoes さん♪^^
同じ事の繰り返しや、数字の羅列のニュースに食傷気味です。
これから秋冬のインフルエンザの季節までが、第二の勝負時のような気がしています。
友人に薄手の夏用マスクを作ってもらいました。
日焼け防止にもなるし、眼鏡と帽子で、ノーメイクで堂々と歩けるのよ。笑
homeさん、これからの季節は、マスクつけて自転車や運動で酸欠にならないように気をつけてくださいね。
同じ事の繰り返しや、数字の羅列のニュースに食傷気味です。
これから秋冬のインフルエンザの季節までが、第二の勝負時のような気がしています。
友人に薄手の夏用マスクを作ってもらいました。
日焼け防止にもなるし、眼鏡と帽子で、ノーメイクで堂々と歩けるのよ。笑
homeさん、これからの季節は、マスクつけて自転車や運動で酸欠にならないように気をつけてくださいね。