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入院から術前まで

こんにちは、心子です。

入院してた当時のメモ帳を頼りに、入院から手術前日までを遡って記録しておきたいと思います。

2017年2月27日(月)入院。
・入院1日目。
病棟に案内された後、相方さんと一緒にひと通りの説明を受け、彼は帰路につきました。
私は一人運ばれてきた病院の昼食をのんびりと食べて一休み、ぐるりと身の回りを見まわしました。昼食のトレーの上には、空になった器と並んで自分の名前と「心臓食」と書かれた名刺大の紙切れがポツリと残っているのが目に入りました。「心臓食」にはほとんど塩分を感じ取れない心子さんでした。
仕事上がり、風呂上りに缶ビールをシュパッ!柿ピーをつまみながら台所で食事の支度・・・、の日は再びあるのだろうか。


午後には、点滴でヘパリン(血液抗凝固薬)が始まり、自己血貯血(2回目)、採血、MRI、レントゲン撮影、心電図、ABI検査(血管年齢、動脈硬化の検査)と、てんこ盛りの術前検査でした。

・入院2日目。
正午にCT、昼食後には、エコードップラー検査(心エコー)、2時半、ICUの案内、見学と説明を受けました。
手術後は、ICUに2泊する予定だそうです。
この2日間は、まさに病院見学ツアーだったなぁ(笑)。

暇つぶし用に持参した、安部龍太郎の等伯(上下・ 文庫本 )を朝からのんびりと読み始めましたが、途中で検査に連れて行かれたり、血圧測定やら検温やらで、意外と集中して読めませんでした。気にしない、気にしない。
これからは時間は売るほどあるしね(笑)。

・2017年3月3日。
感染症予防のため、1日3回綿棒で鼻の中に塗布するバクトロン軟膏なるものを渡されました。
麻酔科外来にて、全身麻酔の説明を麻酔医より受けました。手術室看護師より、手術当日の行程説明を受けました。
準備時間を除き、手術時間は約7時間を予定していると言われ、少々びっくり。

・2017年3月5日。
午前中は、相方さんと一緒に主治医から手術の具体的な予定と説明を受け、たくさんの用紙を受け取り、病室に戻ってから二人で必要箇所に署名しました。
術前説明

相方さんはコンビニ弁当を、私はいつもの病院の「心臓食」をデイルームで一緒に食べました。
「心臓食」の味付けにすっかり慣れた自分、けっこう順応力あるなぁ~と思っていたいけど、目の前の相方さんのコンビニ弁当は懐かしい香りでやっぱり美味しそう、別世界の食物だわ。
さよなら、塩分。 さよなら、脂分。
15:00
剃毛。老化に伴い再生速度が落ちている、生きていれば夏ごろには生えそろうだろうか(笑)。
いよいよ、本格的な準備に入った感じがしてきました。
15:30
シャワー
18:00
夕食は通常通り。下剤服用、飲料水可。

翌日に手術を控えているにも関わらず、特別な緊張感もなく淡々とした気分でありました。
とりあえず、明日も何らかの形で生きているに違いないだろう。      
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プロフィール

心子(シンコ)

Author:心子(シンコ)
1960年生まれ、健康で真面目なふりして生きてます。子供2人を帝王切開、1992年に乳癌ステージIIbで手術&化学・放射線治療、2017年には、大動脈弁閉鎖不全症のため「自己心膜を使用した弁形成術」を受けました。戦国武将に劣らない傷痕だらけの身体が自慢(?笑)。残る人生、楽しむだけに費やしたい。

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