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想い出をたどって。(その1:命名)

こんにちは、心子です。

2015年9月2日、14年半を共にした愛犬クリスの命日です。
3年経ち、ようやく涙をこらえて、気持ちを文字に替えられるようになりました。


なので少しずつ、愛犬とのことを書き残しておきたいと思っています。

楽しい思い出の上位ほとんどに、この愛犬が登場しています。当初の企みと目論み以上の時間であり、58年間の人生の中で外せない出来事ばかりです。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

息子15歳、娘13歳の頃、
子育て、家事、仕事に明け暮れる生活にうんざり。
子供も相方さんからも解放されて、プチ家出したい。

犬と一緒に出歩こう。
そうだ! 大型犬がいい!

自分が小柄なので、
大型犬種の中にあって小柄なタイプがいればとの思いから、
知り合いに、
「小さ目なラブラドールがいたら、飼いたいんですけど。」と頼んでみた。
「いやいや、ラブはみんなデッカイよ。」と、笑われた。

ある日、その知り合いから連絡が入った。
「両親が30キロ以下の子が生まれるよ。足の小さい子を選べばいいかもよ。」
「色は何がいいの?希望ある?」

えっ?? 犬の色???
ラブラドール犬と言えば、柴犬のような色で、
賢くて大人しくて盲導犬候補No.!なんだよね。
当時は、それくらいの知識しか持っていなかった心子さん。

深く考えることなく、
「小さ目ならば何でもいいです。」と、答えたのだ。

2001年3月28日、8匹のラブラドールが生まれたと電話があった。
「色は黒だけど、いい?」
(ふぅ~ん、黒いラブラドールもいるのね。初めて知った。)

なにしろ田舎者の心子さん。
その頃、近所では日常的に目に入る散歩犬は、柴犬かシーズーか雑種犬くらい。
本当は、ラブラドール犬どころか、大型犬など一度も見たことがなかったのである。

予約のために、ブリーダーさん宅へ子犬を見に行くことが出来ると知り、早速日にちを決めて子犬を選びに行くこととなった。

生命力の集まりを、目の当たりにして、
「うわぁ~~~」としか声が出なかった。
meimei1.jpg

ブリーダーさんいわく、
「黒は生まれず、全部、チョコレート色でした。」
紹介してくれた知人との話しと、若干の食い違いはあったものの、
母犬と子犬達に、心子さんのハートは鷲掴みされ、もうメロメロ。

8頭の中で、生まれた時の体重が一番少なくて、足が一番小さい末っ子、との理由から選んだ。
2度目の見学の時の写真。
右の乗り出している子が、我が家の子。
すでに、態度が小生意気?笑
meimei2.jpg

ブリーダーさんからの評価は、
「わちゃわちゃしていて、活動的な女の子です。」だった。

後から知ったのだが、一番盲導犬に成れないタイプ(笑)。

ブリーダーさんが、母犬&子犬の世話による疲労で寝込んでしまったため、
(もう少しの間、母犬や兄弟犬と遊んで犬同士の社会性を学んでからを希望していたのだが)
2001年5月、予定より早くに我が家へやって来ることになった。
今思い返せば、この時点でアクシデントは始まっていたのだろうか(笑)。
aka1.jpg

桜の花の季節に生まれたから、名前は「さくら」にしようか。
桜では、花の寿命が短いから、
永遠の美しさと強さの水晶「クリスタル」から、
「クリス」にしよう!

相方さん、心子さん、息子と娘にに囲まれて、
車中にて命名、クリスである。

我が家に到着早々、
家族中の注目と愛情を、独り占めした彼女は、
この頃は、本当に天使のように愛らしかった。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++


2001年5月、心子さん41歳の誕生月のことでした。

(カテゴリー「クリスと歩いた道」を追加しました。)




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Secre

No title

こんにちは。

お身体の具合はいかがですか??

あまり無理をせずにご自愛くださいね・・・・


「クリスと歩いた道」のカテゴリー、初回を読ませていただいて、

もううるうるしてしまった私・・・・

私もトイプーの4か月の子を迎えてちょうど2週間。

あれこれと忙しい日々にゲンナリ…状態でしたが、

母犬のお乳をたくさんの赤ちゃんが飲んでいる画像を見て

ああ、うちの「マル」もこういう時期があって、お母さんと離れて

ショップで小さなショーウインドウで誰かを待っていたんだな・・・なんて

思ったら・・・

そんなこと考えもしてなかったです。

気付かせてくれてありがとうございます。

大切にしないと!!と改めて思わせていただきました。

これからもクリスのお話楽しみに読ませていただきますね。

Re: No title

こんにちは、ふう子♪さん。

楽しんでいただけて幸いです、ありがとうございます。

三つ子の魂ナントヤラで、人も犬も同じようです。
躾よりも社会性が大事みたいです。
小さいうちに、たくさんの人や犬に触れ合って、
飼い主、家族共々にパピー生活を楽しんでくださいね。

整理整頓が苦手な心子さんは、愛犬の写真もごちゃごちゃで
記事が全然進みません(苦笑)。
不定期な更新ですが、これからもよろしくお願いします。
プロフィール

心子(シンコ)

Author:心子(シンコ)
1960年生まれ、健康で真面目なふりして生きてます。子供2人を帝王切開、1992年に乳癌ステージIIbで手術&化学・放射線治療、2017年には、大動脈弁閉鎖不全症のため「自己心膜を使用した弁形成術」を受けました。戦国武将に劣らない傷痕だらけの身体が自慢(?笑)。残る人生、楽しむだけに費やしたい。

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