読書日記「緋の河」
こんにちは、心子です。
図書館で借りた本、桜木紫乃著「緋の河」を読みました。
「緋の河」は、カルーセル麻紀をモデルに書かれた小説です。

昔気質な父親と辛抱強い母親、5人兄妹の家庭で、姉の章子が主人公・秀男の一番の理解者でした。
男として生まれたけれど、自分の性に違和感を持ちつつ、小・中・高校(1年1学期で中退)まで釧路で暮らし、その後に札幌、大阪、東京などへ移り住む、そんな秀男が小学校へ上がる年頃から、芸能界デビューまでの話しです。
様々な出会いと別れの中から、自分なりの生き方を学び、常に前向きな秀男の姿に圧倒され、引き込まれ、読み始めてから直ぐに、誰がモデルになっているかなど関係なく、"秀男の物語""秀男ワールド"にのめり込みました。
カルーセル麻紀は「戸籍を男性から女性にしたパイオニア」と称されているそうで、小説「緋の河」での秀男には、そのパイオニアとしての強さ、孤独が書かれ、悲壮感など微塵も感じさせない読み応えある1冊でした。





図書館で借りた本、桜木紫乃著「緋の河」を読みました。
「緋の河」は、カルーセル麻紀をモデルに書かれた小説です。

昔気質な父親と辛抱強い母親、5人兄妹の家庭で、姉の章子が主人公・秀男の一番の理解者でした。
男として生まれたけれど、自分の性に違和感を持ちつつ、小・中・高校(1年1学期で中退)まで釧路で暮らし、その後に札幌、大阪、東京などへ移り住む、そんな秀男が小学校へ上がる年頃から、芸能界デビューまでの話しです。
様々な出会いと別れの中から、自分なりの生き方を学び、常に前向きな秀男の姿に圧倒され、引き込まれ、読み始めてから直ぐに、誰がモデルになっているかなど関係なく、"秀男の物語""秀男ワールド"にのめり込みました。
カルーセル麻紀は「戸籍を男性から女性にしたパイオニア」と称されているそうで、小説「緋の河」での秀男には、そのパイオニアとしての強さ、孤独が書かれ、悲壮感など微塵も感じさせない読み応えある1冊でした。



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