読書日記「犬のかたちをしているもの」
こんにちは、心子です。
高瀬準子氏の「犬のかたちをしているもの」を、読み終えました。
正直、分かるような、分からないような内容でした。
.jpg)
主人公は、間橋 薫、30歳。彼氏がお金で関係を持った女性が妊娠し、その子供をもらうことを前提に話しが進んでいきます。
子供を産むこと、育てることを、真剣に考えているのだろうな、とは思うものの、自分はそこまで考えたかなあと、疑問や不自然さも感じました。昔飼っていた犬を愛したように、人を愛せるのか、同じように愛したいのか。目の前にある愛を証明したいから自問自答しているのか。そもそものベースが、自分にしてみれば奇想天外にしか思えないので、その意味では、他人事だわと開き直ってすらすら、グイグイと読み進みました。
高瀬準子氏の作品は、1月13日に読み終えた「水たまりで息をする」に引き続き、2作目です。両作品ともに、一緒に住んでいる自分と彼氏(夫)との分かり合えなさみたいなモノが、根底に流れているような気がしました。
久しぶりに若い作家さんの本を続けて読み、その世界観(?世代差感)に距離感を感じつつも、同氏の芥川賞受賞作品「おいしいごはんが食べられますように」への興味は薄れてません。早く読みたいな。(ただいま図書館に予約中〜)





高瀬準子氏の「犬のかたちをしているもの」を、読み終えました。
正直、分かるような、分からないような内容でした。
.jpg)
主人公は、間橋 薫、30歳。彼氏がお金で関係を持った女性が妊娠し、その子供をもらうことを前提に話しが進んでいきます。
子供を産むこと、育てることを、真剣に考えているのだろうな、とは思うものの、自分はそこまで考えたかなあと、疑問や不自然さも感じました。昔飼っていた犬を愛したように、人を愛せるのか、同じように愛したいのか。目の前にある愛を証明したいから自問自答しているのか。そもそものベースが、自分にしてみれば奇想天外にしか思えないので、その意味では、他人事だわと開き直ってすらすら、グイグイと読み進みました。
高瀬準子氏の作品は、1月13日に読み終えた「水たまりで息をする」に引き続き、2作目です。両作品ともに、一緒に住んでいる自分と彼氏(夫)との分かり合えなさみたいなモノが、根底に流れているような気がしました。
久しぶりに若い作家さんの本を続けて読み、その世界観(?世代差感)に距離感を感じつつも、同氏の芥川賞受賞作品「おいしいごはんが食べられますように」への興味は薄れてません。早く読みたいな。(ただいま図書館に予約中〜)



スポンサーサイト