読書日記「水たまりで息をする」
こんにちは、心子です。
図書館で借りた本、今年の1冊目は、高瀬隼子氏の「水たまりで息をする」(2021年芥川賞候補作品)でした。
ある日、夫が風呂に入らなくなり、その後も入浴を拒み続け、退職し、主人公・衣津実の実家近くにある山の家へ2人で移住する。毎日、川へ入るのが夫の日課になったが、ある日川が増水し、夫の姿が見えなくなった。増水した川の水が引くと出来る河原の水たまりに取り残された魚の記憶と、夫の生き方を重ねようとする話し。
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著者の伝えたい気持ちは理解出来るけれど、曖昧な終わり方に物足りなさを感じました。
けれど、サクサク読めて、暗い話しを軽く流してて、すーっと浸み込んでくる読後感が良かったなあ。
2019年・すばる文学賞受賞作品の「犬のかたちをしているもの」や、2022年に受賞した芥川賞作品「おいしいごはんが食べられますように」を、続けて読みたくなりました。
2023年の初読み本は、図書館に通う楽しみを増やしてくれた1冊となりました。(^_^)





図書館で借りた本、今年の1冊目は、高瀬隼子氏の「水たまりで息をする」(2021年芥川賞候補作品)でした。
ある日、夫が風呂に入らなくなり、その後も入浴を拒み続け、退職し、主人公・衣津実の実家近くにある山の家へ2人で移住する。毎日、川へ入るのが夫の日課になったが、ある日川が増水し、夫の姿が見えなくなった。増水した川の水が引くと出来る河原の水たまりに取り残された魚の記憶と、夫の生き方を重ねようとする話し。
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著者の伝えたい気持ちは理解出来るけれど、曖昧な終わり方に物足りなさを感じました。
けれど、サクサク読めて、暗い話しを軽く流してて、すーっと浸み込んでくる読後感が良かったなあ。
2019年・すばる文学賞受賞作品の「犬のかたちをしているもの」や、2022年に受賞した芥川賞作品「おいしいごはんが食べられますように」を、続けて読みたくなりました。
2023年の初読み本は、図書館に通う楽しみを増やしてくれた1冊となりました。(^_^)



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