満願

こんにちは、心子です。

録画したまま気になっていた「ＮＨＫミステリースペシャル・満願」を、３話全部、一気に観ましたーっ！

１話の「万灯」は、西島秀俊が主演の商社マンのお話し。
魔が差したって言うのか、仕事のためにそこまでしちゃうの？！的な驚きと最後の展開が、それぞれ別の意味で怖かったです。

２話の「夜警」は、安田顕が主演の巡査のお話し。
若い新人巡査が殉職する過程で、彼の奥底に潜む歪んだ性格に気付きます。深層的なホラー要素も感じて、現実にあるかも？！と言う怖さが最後についてきました。

３話の「満願」は、高良健吾が主演の弁護士のお話し。
努力が実って願望の弁護士になった主人公と、彼が学生時代に世話になった下宿先の奥さんとの展開。下宿先の奥さんの守りたかった物＝願望？が何だったのかが、いま一つ理解し切れなかった感が残りました。それとも、「満願＝期限を定めた神仏への祈願の日数が満ちること」結願(けちがん)」の意味でとらえたら、下宿先の奥さんの計画性が、深くて怖すぎます。

タイトルと内容の絡みが、素直に納得で、どれも質の良いドラマでした。

ＮＨＫ特有の「コマーシャル無しで１時間弱」の作品は、
テレビで集中して観るには、調度良い長さで、しっかり観られて好きです。

肌に当たる風が涼しいだけでなく、内側からもひんやりした心子さんの休日でした。



（ソファと一体化してた心子さんも、怖かったですよ・・・）



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