fc2ブログ

読書日記「インターセックス」

こんにちは、心子です。

2週にわたり、草津温泉や新潟・寺泊への旅行が続いて、浮かれていたため、読書時間がとれませんでした。
7月1日に借りた帚木蓬生の「インターセックス」を、ここに来て急ピッチで読み続け、ようやく返却日前までに読み終えることが出来ました。

難しい、暗い、くどい、と文句を言いながらも、繰り返し借りてしまう・・・。
これはまさに、帚木蓬生ワールドにハマってしまった証かもしれません。(^_^;)

IMG_2441(2).jpg


インターセックスとは、「身体的性が一般的に定められた男性・女性の中間もしくはどちらとも一致しない状態」を意味するそうで、この本を読んで初めて、この言葉、この単語を知りました。

物語の最初の方では、染色体が46XX(女性)でありながら、ペニスと膣口、卵巣と精巣両方を持つ子供が誕生することが書かれてます。 主人公である女医、秋野翔子がサンビーチ病院へ赴任し、泌尿婦人科という珍しい科の担当医師として、様々なタイプのインターセックスの患者と向き合い、奔走し、自助グループの立ち上げに関与していく話しと、病院の隠されたファームと呼ばれる施設の存在、彼女の親友・加代の死が、院長・岸川と絡んでいること、など様々な要素が混じり合い、物語は進んでいきます。

カテゴリー的には、医療サスペンスに当てはまるのでしょうか。
どちらかというと、サスペンス要素は意外と単純で、むしろインターセックスを理解させることに時間をかけた内容でした。
最後は、ああ、やっぱりね。なるほどね。と思わせる締めくくり方で、頑張って読み切って正解だったと、ニヤリして本を閉じました。

後から知ったのですが、この作品は、「エンブリオ」 (帚木蓬生) の続編になっているようです。
自分はまだ「エンブリオ」を読んでいませんが、その作品は、病院内のファームの存在を取り上げた物語です。また、あのキザな院長・岸川が出てくるかと思うと気乗りしませんので、続けて借りるのは止めにします。

いつも、次こそは、明るく、軽い作品を借りようと思いつつ、帚木蓬生ワールドを捨てきれずにいる自分が、図書館で作者名”は行” の前で立ち止まってしまいます。

さてさて、次はどうなるかな。








にほんブログ村 主婦日記ブログ 60代主婦へ
スポンサーサイト



コメントの投稿

Secre

こんばんは

帚木蓬生さんなんですね。
表紙を見てドキッとした私は、まだまだ人間が出来ていません。
色んな本を書いてらっしゃるんですね。
あの 沙林 を一度返却し、何回かに分けて読もうとしてるんですが、合間に他の本が入ってしまって・・・
でもでも、頑張るぞー!!
心子さんのお蔭で、色んな本に出合えて、感謝しております。


Re: こんばんは

こんにちは、万見仙千代さん♪

帚木蓬生氏の作品で、最初に沙林はハードルが高かったと思います。
頑張りましたね。(^_^)v
難しい、クドいと思いながら、読み続ける自分を”バカなの?”と思いつつ、ハマってます。(^◇^;)
いずれにしても、色々な作者の特性を鑑みながら、自分の読書の幅を広げることは、けして無駄にはならないと思います。
今週は、妹家族が来て、日曜日は、娘婿とその友人が来て、おもてなし週間です。
コロナ禍の中で、よりよい家族の繋がりを保つことは、大切なことですよね。
プロフィール

心子(シンコ)

Author:心子(シンコ)
1960年生まれ、健康で真面目なふりして生きてます。子供2人を帝王切開、1992年に乳癌ステージIIbで手術&化学・放射線治療、2017年には、大動脈弁閉鎖不全症のため「自己心膜を使用した弁形成術」を受けました。戦国武将に劣らない傷痕だらけの身体が自慢(?笑)。残る人生、楽しむだけに費やしたい。

カレンダー
02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
お気に入り1
お気に入り2
PVアクセスランキング にほんブログ村 あのね、心子さん。 - にほんブログ村
FC2カウンター