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読書日記「閉鎖病棟」

こんにちは、心子です。

「閉鎖病棟」を読みました。
現役の精神科医であり、小説家である帚木蓬生氏の作品です。
病院の内部を知る医師が、患者の視線で書いた、帚木氏だからこそ書けた作品かもしれません。

IMG_2171.jpg

主な登場人物、島崎さん、秀丸さん、昭八ちゃん、それぞれ3人の過去から始まります。
それは暗い始まりで、読む気が進みませんでしたが、そこを越えて読み進むと、病棟内の個性ある人々の生活ぶりや、様子が伝わって来ました。特別な環境の病院内であっても、人の心の底にある大切な物には大差はなくて、その大切な物を様々な理由から失い、壊され、それでも生きていく人間の姿を、垣間見た気がしました。
病院内の殺人事件を機に、チュウさん、秀丸さん、島崎さん、それぞれの優しさの絡みが現われて、最後には、希望に向かって生活を進める明るい道が見えて、静かに涙を流しながら読み切り、爽やかな読後感を味わうことが出来た作品でした。

この小説は、映画化されたているので、いつかプライムビデオで、映画も観たいと思いました。








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プロフィール

心子(シンコ)

Author:心子(シンコ)
1960年生まれ、健康で真面目なふりして生きてます。子供2人を帝王切開、1992年に乳癌ステージIIbで手術&化学・放射線治療、2017年には、大動脈弁閉鎖不全症のため「自己心膜を使用した弁形成術」を受けました。戦国武将に劣らない傷痕だらけの身体が自慢(?笑)。残る人生、楽しむだけに費やしたい。

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