「ライオンのおやつ」の読後感と、梅
こんにちは、心子です。
瞼が腫れるほど泣きました。
レモン島の映像が、流れるように本の向こう側に浮かび上がり、
優しい文章の中で、登場人物に寄り添う気持ちで読みました。
涙で文字が霞み、涙でページを濡らしてしまいそうでした。
読み終わり閉じた本の傍らには、涙と洟を拭ったティッシュが散乱してました。
「ライオンのおやつ」 小川糸著は、久しぶりに感動をもたらしてくれた1冊です。
簡単に言うと、ホスピスの小説です。病院のホスピスケア(緩和ケア)とはひと味違う話しです。
「生まれることと亡くなることは、ある意味で背中合わせですからね。」
「どっち側からドアを開けるかの違いだけです。」
思いっきり不幸を吸い込んで、吐く息を感謝に変える。
(亡くなられた方の)その手に、そっと自分の指を乗せてみた。
ひんやりとした温もりがあり、常温に戻る保冷剤のようだ。
ハッとさせられる文章が、どころどころに出没して、心に刺さって来ました。
比喩も、自然にうなづけて、その光景が目に浮かぶのです。
そして、さりげなく、生きることと食べることの大切さを、語って聞かせるような話しでした。
梅のつぼみを、散歩の途中で、見つけました。

先日までは、ただの枯れ木にしか見えなかったのに、いつの間にか蕾が膨らんでいました。

エネルギーを隠し持った枯れ木だったのですね。

花が開くのは、もう少し先のようです。



瞼が腫れるほど泣きました。
レモン島の映像が、流れるように本の向こう側に浮かび上がり、
優しい文章の中で、登場人物に寄り添う気持ちで読みました。
涙で文字が霞み、涙でページを濡らしてしまいそうでした。
読み終わり閉じた本の傍らには、涙と洟を拭ったティッシュが散乱してました。
「ライオンのおやつ」 小川糸著は、久しぶりに感動をもたらしてくれた1冊です。
簡単に言うと、ホスピスの小説です。病院のホスピスケア(緩和ケア)とはひと味違う話しです。
「生まれることと亡くなることは、ある意味で背中合わせですからね。」
「どっち側からドアを開けるかの違いだけです。」
思いっきり不幸を吸い込んで、吐く息を感謝に変える。
(亡くなられた方の)その手に、そっと自分の指を乗せてみた。
ひんやりとした温もりがあり、常温に戻る保冷剤のようだ。
ハッとさせられる文章が、どころどころに出没して、心に刺さって来ました。
比喩も、自然にうなづけて、その光景が目に浮かぶのです。
そして、さりげなく、生きることと食べることの大切さを、語って聞かせるような話しでした。
梅のつぼみを、散歩の途中で、見つけました。

先日までは、ただの枯れ木にしか見えなかったのに、いつの間にか蕾が膨らんでいました。

エネルギーを隠し持った枯れ木だったのですね。

花が開くのは、もう少し先のようです。



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No title
「ライオンのおやつ」、私も読んでみたくなりました。
今はテストの採点やら、成績処理でちょっと忙しいので、一息ついたらぜひ、図書館に行って借りてみます。楽しみ~~
今はテストの採点やら、成績処理でちょっと忙しいので、一息ついたらぜひ、図書館に行って借りてみます。楽しみ~~
Re: No title
こんにちは、ぴかりん。さん♪^ ^
文章が普通に優しくて、構成もしっかりした内容です。
どうせ泣きながら読むなら、一気に読もうと、二日間で読み切ってしまいました。
たくさん泣いて、涙と一緒にストレスも流れました。(^^)
文章が普通に優しくて、構成もしっかりした内容です。
どうせ泣きながら読むなら、一気に読もうと、二日間で読み切ってしまいました。
たくさん泣いて、涙と一緒にストレスも流れました。(^^)
No title
こんなホスピスが本当に有ったらいいなぁ、と
自分がそこで最期を迎える妄想と共に読んだのは私です・・・・
実際、私の切実な願いは
「最後のその瞬間まで自分が自分であることがわかっていますように」
なのです。
普段は考えないようにしているのですが。
この小説、ドラマ化もされているみたいですね。
映像でも見てみたい。
自分がそこで最期を迎える妄想と共に読んだのは私です・・・・
実際、私の切実な願いは
「最後のその瞬間まで自分が自分であることがわかっていますように」
なのです。
普段は考えないようにしているのですが。
この小説、ドラマ化もされているみたいですね。
映像でも見てみたい。
Re: No title
こんにちは、星宿さん♪^ ^
過去に二回臨終に立ち会ったことがあり、
また、自分も癌であった(運良く生き延びてます)経験から、
ただ想像するだけでなく、現実と理想が重なり合い、余計に涙が溢れました。
ドラマ化ですか、素敵ですね。
どんな犬が六花を演じるかも楽しみ、観たいです。
ドラマ観ながら画面の前で泣いてる自分の姿が、容易に思い浮かびます。笑
過去に二回臨終に立ち会ったことがあり、
また、自分も癌であった(運良く生き延びてます)経験から、
ただ想像するだけでなく、現実と理想が重なり合い、余計に涙が溢れました。
ドラマ化ですか、素敵ですね。
どんな犬が六花を演じるかも楽しみ、観たいです。
ドラマ観ながら画面の前で泣いてる自分の姿が、容易に思い浮かびます。笑