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読書日記「魚神(いおがみ)」

こんにちは、心子です。

以前にブロガーさんの記事で見た本、「魚神(いおがみ)」千早 茜著を、図書館で借りて読みました。
久しぶりのファンタジー?幻想小説?でした。

IMG_4922.jpg

<あらすじ>
独自の文化が息づく閉ざされた島で、美貌の姉弟・白亜とスケキヨは、肩を寄せ合い互いを拠りどころとして生きて来た。親はなく、婆と呼ばれる女性に育てられ、年頃になると、島の一角にある遊郭にそれぞれ売られてしまう。白亜は島で随一の遊女になり、スケキヨは遊郭での勤めを終え?薬売りとなる。大人になり再び巡り会う2人は・・・。


<感想>
物語の前半は、島にまつわる伝説や、夢を見ない島の人々と獏の正体など幻想的な話しが多くて、それぞれが売られてからは、どちらかと言うと印象的なイメージを残しつつも、現実的に話しが進む感じでした。時代や国など不明で幻想的な描写で、明るいファンタジーの世界ではなく、どろりとした感じで、濁った水の臭いや泥の質感が伝わってきます。読みながら夢の中にいるような、足が地に着いていないような、そんな気持ちになり、時には、こんな幻想的な小説もいいな、そう思わせてくれた一冊でした。 宇野亜喜良氏の装画が、この物語をなんとも盛り上げているようで、本の外観も素敵です。
ただ、スケキヨって聞くと、どうしても「犬神家の一族」に登場する、あの白いゴムマスクを被ったスケキヨが思い浮かんでしまう自分です。ここで登場するスケキヨは、美貌の少年でした。








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プロフィール

心子(シンコ)

Author:心子(シンコ)
1960年生まれ、健康で真面目なふりして生きてます。子供2人を帝王切開、1992年に乳癌ステージIIbで手術&化学・放射線治療、2017年には、大動脈弁閉鎖不全症のため「自己心膜を使用した弁形成術」を受けました。戦国武将に劣らない傷痕だらけの身体が自慢(?笑)。残る人生、楽しむだけに費やしたい。

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