読書日記「泥酔懺悔」
こんにちは、心子です。
図書館で借りた本「泥酔懺悔」を、読み終わりました。
飲酒をテーマにした、11人の女性作家さんによる、エッセイ集です。
「泥酔懺悔」と言うタイトルが印象的でしたので、きっとお酒の強い作家さん達の” 武勇伝” の話しなのだろうと思って借りましたが、その期待?とは裏腹に、下戸の方、一人で飲む方のお話しもあって、大変勉強になりました。
その中で、四人の作家さんの心に残った部分を、以下に書き残します。(太字は本文から抜粋)
・「下戸の悩み」 中島たい子 : このエッセイでは、下戸側の率直な意見が知れて、新鮮な気持ちになれました。自分は、飲み始めたら同席してる下戸の友人の気持ちを考えたことがなく、ただひたすらに、饒舌になり、大声で笑い、幸せ気分に浸るのみでした。下戸である著者の意見の一つ ” どの時点で相手が「酔っ払い」になるのか、そればかりは予測不能だ。いっそ全ての人間が一杯でベロンベロンに酔ってくれたら、どんなにわかりやすかと思う ” がありました。 なるほど、下戸の人は、そんな風に気を遣ってくれたのね。今後の参考にさせていただきます。
・「だめなことは、悪いことではない」 平松洋子 : 文中の一節に ” 自分をなぐさめるときのために酒くらい味方にとっておかなければ。” その一文に行き当たった時、心の中で「そうよ、そう。」と、うなずく自分がいました。
・「下戸一族VS飲酒派」 三浦しをん : 好きな作家さんの懺悔は、興味津々で読みました。” 酒の話しをするのはつらい。自らの恥について語るのと同義だからだ。” ” 飲酒関係の反省、次に活かせたことがないのですが。” ワタクシも、全くその通りでございます。
・「損だけど」 角田光代 : さんざん飲んで酔っ払って、タクシーに乗って家に着いた辺りまでは覚えてるけれど、目が覚めて思い出すと、途中から記憶がない恐怖。わかります、分かります。けれど、ワタクシは、記憶は忘れても、財布やスマホなどを忘れたことはございません。上には上がいるものですね。角田光代氏は大物でありますな。それでも ” 酒が飲める大人になってよかったと思うことにしておこう。”と締めくくってました。 はい、ワタクシも同感であります。

十数年前のこと、
夜更けに秩父の夜祭り見物から帰宅した娘と彼氏が目にしたのは、
テーブルの下で酔っ払って寝ていた心子さんでした。
「おかあさん!どうしたの?!」
「酔っ払ったぁ~」
「お父さんは?」
「お母さんのことを見捨てたぁ~」
「だからって、ここで寝てちゃダメだよ。」
「動けましぇ~ん」
その時、酔っ払った心子さんを背負って、ベッドまで運んでくれたのは、現在の娘婿さんであります。
ワタクシ、自分自身の泥酔懺悔だけで、本一冊分くらいのネタがあるかもしれません。(^◇^;)





図書館で借りた本「泥酔懺悔」を、読み終わりました。
飲酒をテーマにした、11人の女性作家さんによる、エッセイ集です。
「泥酔懺悔」と言うタイトルが印象的でしたので、きっとお酒の強い作家さん達の” 武勇伝” の話しなのだろうと思って借りましたが、その期待?とは裏腹に、下戸の方、一人で飲む方のお話しもあって、大変勉強になりました。
その中で、四人の作家さんの心に残った部分を、以下に書き残します。(太字は本文から抜粋)
・「下戸の悩み」 中島たい子 : このエッセイでは、下戸側の率直な意見が知れて、新鮮な気持ちになれました。自分は、飲み始めたら同席してる下戸の友人の気持ちを考えたことがなく、ただひたすらに、饒舌になり、大声で笑い、幸せ気分に浸るのみでした。下戸である著者の意見の一つ ” どの時点で相手が「酔っ払い」になるのか、そればかりは予測不能だ。いっそ全ての人間が一杯でベロンベロンに酔ってくれたら、どんなにわかりやすかと思う ” がありました。 なるほど、下戸の人は、そんな風に気を遣ってくれたのね。今後の参考にさせていただきます。
・「だめなことは、悪いことではない」 平松洋子 : 文中の一節に ” 自分をなぐさめるときのために酒くらい味方にとっておかなければ。” その一文に行き当たった時、心の中で「そうよ、そう。」と、うなずく自分がいました。
・「下戸一族VS飲酒派」 三浦しをん : 好きな作家さんの懺悔は、興味津々で読みました。” 酒の話しをするのはつらい。自らの恥について語るのと同義だからだ。” ” 飲酒関係の反省、次に活かせたことがないのですが。” ワタクシも、全くその通りでございます。
・「損だけど」 角田光代 : さんざん飲んで酔っ払って、タクシーに乗って家に着いた辺りまでは覚えてるけれど、目が覚めて思い出すと、途中から記憶がない恐怖。わかります、分かります。けれど、ワタクシは、記憶は忘れても、財布やスマホなどを忘れたことはございません。上には上がいるものですね。角田光代氏は大物でありますな。それでも ” 酒が飲める大人になってよかったと思うことにしておこう。”と締めくくってました。 はい、ワタクシも同感であります。

十数年前のこと、
夜更けに秩父の夜祭り見物から帰宅した娘と彼氏が目にしたのは、
テーブルの下で酔っ払って寝ていた心子さんでした。
「おかあさん!どうしたの?!」
「酔っ払ったぁ~」
「お父さんは?」
「お母さんのことを見捨てたぁ~」
「だからって、ここで寝てちゃダメだよ。」
「動けましぇ~ん」
その時、酔っ払った心子さんを背負って、ベッドまで運んでくれたのは、現在の娘婿さんであります。
ワタクシ、自分自身の泥酔懺悔だけで、本一冊分くらいのネタがあるかもしれません。(^◇^;)



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