読書日記「新撰組の料理人」
こんにちは、心子です。
前回「文豪、社長になる」を読んで面白かったので、同じ著者・門井慶喜氏の作品を、図書館で借りました。
「新撰組の料理人」です。

京の町で炊き出しをする新撰組だが、その炊き出しの粥のまずさを伝えてしまった菅沼鉢四郎は、原田左之助の命により新撰組の「賄方」として入隊することになった。剣術など出来ない彼は、いわば非戦闘員として働くことになった。「賄方」であり「非戦闘員」である主人公・菅沼鉢四郎から見た、食べ、生き、戦い、そして最後は歴史の波間に消える新選組が描かれている。
別の言い方にすると、幕末京都の警護としての役割を果たした「新選組」、江戸幕府に庇護された剣豪の集団、その特異な組織の中で、飯を握り、菜を刻み、弁当を運ぶ普通の男の目から見た新撰組の話しでもある。ちなみに、「料理人」というタイトルだけれども、料理の話しはあまり出てこない。
2作続けて著者・門井慶喜氏の作品を読んで、その文章のわかりやすさが好きになりました。
ふむふむと思いながら、サクサクと読み進みます。それでいて、主人公や主な登場人物の姿形、様子が入ってきます。
話しの目の付け所も、おもしろいと思いました。
図書館で本を選ぶ時、作品名が分かっていれば、備え付けのパソコンで検索しますが、これと言って当てがない時は、”お気に入り” の作家さんから選びます。
小説コーナーは、五十音順に著者名で、棚に並べてありますので、そんな時は探しやすいからです。
門井慶喜氏、"お気に入り" の一つに加えさせていただきました。




前回「文豪、社長になる」を読んで面白かったので、同じ著者・門井慶喜氏の作品を、図書館で借りました。
「新撰組の料理人」です。

京の町で炊き出しをする新撰組だが、その炊き出しの粥のまずさを伝えてしまった菅沼鉢四郎は、原田左之助の命により新撰組の「賄方」として入隊することになった。剣術など出来ない彼は、いわば非戦闘員として働くことになった。「賄方」であり「非戦闘員」である主人公・菅沼鉢四郎から見た、食べ、生き、戦い、そして最後は歴史の波間に消える新選組が描かれている。
別の言い方にすると、幕末京都の警護としての役割を果たした「新選組」、江戸幕府に庇護された剣豪の集団、その特異な組織の中で、飯を握り、菜を刻み、弁当を運ぶ普通の男の目から見た新撰組の話しでもある。ちなみに、「料理人」というタイトルだけれども、料理の話しはあまり出てこない。
2作続けて著者・門井慶喜氏の作品を読んで、その文章のわかりやすさが好きになりました。
ふむふむと思いながら、サクサクと読み進みます。それでいて、主人公や主な登場人物の姿形、様子が入ってきます。
話しの目の付け所も、おもしろいと思いました。
図書館で本を選ぶ時、作品名が分かっていれば、備え付けのパソコンで検索しますが、これと言って当てがない時は、”お気に入り” の作家さんから選びます。
小説コーナーは、五十音順に著者名で、棚に並べてありますので、そんな時は探しやすいからです。
門井慶喜氏、"お気に入り" の一つに加えさせていただきました。



スポンサーサイト