fc2ブログ

二つ折りで寝るワンコ、ライムの寝姿から学ぶ

こんにちは、心子です。

ハハ・89歳のまだらボケを受け入れて、慣れるまでに2年近くかかりました。
正直、今でも???と思うことしばしばです。
「可愛い認知症もあるよ。」と、ある友人は言いましたが、
今の自分の場合は、まだまだその境地に至らず、それは適合しないようです。

ライムの調子が悪くなり、腎臓・肝臓の不具合を不調ながらも克服し、食欲が戻り、歩行・排便が日常の一部に回復したものの、認知症と分かったのが、去年の秋でした。回復と同時進行に感じたのは” 可愛らしさ" です。
ハハのそれとライムのそれとの大きな違いは、正直に” 可愛らしさ " でした。

何も理解しないままに、自分の生き様を受け入れるライムの様子は、純粋にひたすら行うままの姿で、可愛らしいのです。
見えなくても嗅覚で食い付いてくる気取らない食欲、オムツを拒まずどこでも出したいときにだすウンP、シッコ、ひたすら歩き回って力尽きて眠る姿。自分の視界に入って来るライムのそれらの行為が全て、愛らしいのです。人間にある、へつらいや忖度、見栄などなく、認知症になっても恥じること無く、生き方に正直でマイペースな姿に、感動さえ覚えます。

そんなライムが徘徊に行き倒れて(笑)、眠りについた不思議な寝姿がこちら。

真上からの図
IMG_3548(1).jpg

一見、普通に見えますが、

横から見るとこんな感じです。柔軟性があるのかな?!
IMG_3549.jpg

まさに、二つ折り状態です。
腰とか大丈夫なのかな、心配しながらも見守ります。

この2時間後に、目覚めて歩き出したので、外に連れ出してシッコして、再び室内を徘徊。

マイペースって強いなあ。
ありのままって、いいなあ。

老いの道、いつか行く道、通る道。
自分がその時になったら、ライムのように過ごしたいな。
何一つ文句を言わず、
笑えるほどの解放感と自由さが、ある意味で贅沢
ライムを見ていると、そんな思いが心の片隅に湧いてきます。








にほんブログ村 主婦日記ブログ 60代主婦へあのね、心子さん。 - にほんブログ村
スポンサーサイト



プロフィール

心子(シンコ)

Author:心子(シンコ)
1960年生まれ、健康で真面目なふりして生きてます。子供2人を帝王切開、1992年に乳癌ステージIIbで手術&化学・放射線治療、2017年には、大動脈弁閉鎖不全症のため「自己心膜を使用した弁形成術」を受けました。戦国武将に劣らない傷痕だらけの身体が自慢(?笑)。残る人生、楽しむだけに費やしたい。

カレンダー
01 | 2023/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
お気に入り1
お気に入り2
PVアクセスランキング にほんブログ村 あのね、心子さん。 - にほんブログ村
FC2カウンター