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小布施 北斎館へ行って来た

こんにちは、心子です。

小3の孫が、学校の図書館で借りてきた本は「コミック版 世界の伝記・葛飾北斎」でした。

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「オーマの家で読みなさい。」と、ママに言われて、7月末に持って来た本です。
本人には全く興味が湧かない漫画本で、嫌々ながらなんとか読み切ったものの、9歳の彼には想像できない世界、知らない言葉ばかりでした。

「浮世絵って見たことある?」「版画ってわかる?」
返事は「知らなーい」「分からなーい」ばかりでした。
分かったことは、北斎は絵を描く人だった、90歳で死んだ、それくらいでした。
そりゃそうだよね。(^◇^;)

それじゃ、北斎が描いた絵を見に行こう!
幸いなことに運転手(相方)もいることですしね。
ってことで、長野県の小布施にある北斎館へ、小3、年長の孫を連れて、相方と心子さんの4人で行って来ました。

館内に入って最初に、北斎を紹介している大画面映像を見てから、作品の鑑賞へと進みました。
冨嶽三十六景の木版浮世絵(錦絵)や、北斎漫画、掛け軸、肉筆画など、多岐にわたり展示してあります。
館内最後のスペース屋台展示室には、北斎が描いた天井絵がある2基の祭屋台が展示されていて、迫力がありました。

「龍」と「鳳凰」
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「男浪」と「女浪」
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9歳の男の子なりに感動したらしく、館内のミュージアムショップで「これ買ってー!」と、嬉々として手にしていたのは、冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏の色紙でした。(渋い、シブすぎるだろ)
「えっ? それ買ってどうするの?」
「部屋に飾っておく!」
彼なりの理解の証として、買って差し上げましたよ(1700円也~)。

帰りの車中で、
「もう一つ、学校で借りた本があるんだ。やっぱり漫画なんだけどさ。」
「どんな本? もう読んだの?」
「ん~、イノなんとか。日本(地図)を描いた本。ママがね、次はそれをオーマの家へ持ってって読めってさ。」

伊能忠敬ですか?!
千葉県に彼の記念館があるには、あるけど。
本の内容を理解させるために、そこまで行くのは遠い・・・。

心子さん、すかさず答えましたよ。
「その本は、自分のお家で読みなさい。」









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プロフィール

心子(シンコ)

Author:心子(シンコ)
1960年生まれ、健康で真面目なふりして生きてます。子供2人を帝王切開、1992年に乳癌ステージIIbで手術&化学・放射線治療、2017年には、大動脈弁閉鎖不全症のため「自己心膜を使用した弁形成術」を受けました。戦国武将に劣らない傷痕だらけの身体が自慢(?笑)。残る人生、楽しむだけに費やしたい。

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