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想い出をたどって。(その6:最終章)

こんにちは、心子です。

これは、私の愛する相棒だったチョコラブ・クリスの記録です。
2015年9月、14歳と6か月で虹の橋を渡りました。
3年経った現在になって、
クリスと過ごした時間を、このブログのカテゴリー「想い出をたどって」にまとめています。

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この写真を見返すと、2015年は羊年であったと思い出せます。
元旦は、干支の被り物でスマホ年賀状を送るのが恒例になっていました。

どこをどう見ても、、羊には見えませんね。
親バカもここまでになると、見事でしょ。
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2015年3月、クリス14歳の誕生日でした。
いつも娘がケーキ(人間用のケーキ)を買って来てくれました。
ろうそくの数は、その時の気分次第で。
クリスとワンコのお楽しみは、ケーキの上の苺です。
そして、心子さんは元気な2頭が何よりも嬉しかったのです。
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2015年春、白い毛が目立ち始めたクリス。
お顔だけでなく、胸や脚やお尻にも白い毛がチラホラ。
当時、55歳の心子さんだって、染めるほどの白髪だもね~
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2015年5月、相変わらず仲良し。
心子さんは自分のシングルベッドで、手足を伸ばして眠ることは至難の業でしたよ。
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2015年6月。
クリス、震えて腰が立たず、眼振があり、嘔吐、失禁。
これが、初めての発作でした。
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すでに脇腹に大きな脂肪腫はあったのですが、それは以前の検査で良性でした。
今回の検査の結果では、前頭葉の問題、心臓、甲状腺にも問題あり、腸に腫瘍のようなモノ。
高齢犬なので、全身麻酔のリスクは大きく投薬で治療を進めることにしました。

初めての発作から10日後、首が傾げてしまう後遺症が残りました。
元々明るい性格のクリス、そんな事は全く気にしてないようでした。
普段より少しだけゆっくりだけれど、散歩して、ご飯食べて、日向ぼっこして昼寝。
また、同じような時間が流れ始めました。
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一度は治ったかのように思えたのですが、
7月に再び発作が起こり、8月にはその頻度も増えるようになりました。

9月2日の朝、散歩から戻ってからの発作が最後となり、あっけなく逝ってしまいました。
それは、全くいつもと同じ朝でした。
最後まで自分の足だけで歩き、朝ご飯を用意している間、ご飯を待ち切れなくてワンワン騒いで、発作が始まり、そのまま逝ってしまったのです。

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今は、朝陽があたるお気に入りの場所から、静かに家族を見守ってくれるクリスです。

クリスに感謝!
素晴らしい時間を、ありがとう。



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想い出をたどって。(その5:家族)

こんにちは、心子です。

これは、私の愛する相棒だったチョコラブ・クリスの記録です。
2015年9月、14歳と6か月で虹の橋を渡りました。
3年経った現在になって、
クリスと過ごした時間を、このブログのカテゴリー「想い出をたどって」にまとめています。

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2014年1月、クリス13歳の冬に、また新しい家族が増えました。
初孫の誕生です。

娘はお産の後、肥立ちが過ぎるまで我が家で過ごしまた。
ラブラドールとシュナウザーと猫と、赤ん坊。
どうなることやらと、少し心配もありましたけれど、
人間だとか犬だとか猫とか関係なく、新しい命にはみな寛容で優しく暖かいことに変わりはありませんでした。

「シッコやウンチを舐めてきれいにしてあげた方がいいわよ」
おむつ交換の度にチェックにくるクリス。
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「アタチのおっぱいも飲むかしら。」
一緒にくっついて寝たがるワンコ。
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心配性なクリスは、一時も目を離しません。
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「見張り番を代わってあげる。」
「けっこうよ。」
どうしても赤ん坊と寄り添って一緒に寝たいワンコ。
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2014年2月、赤ん坊が居なくなると、彼の匂いのある場所で仲良く寛ぐ。
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2014年8月、2本足の子供っぽくなってきた赤ん坊。
クリスは大きなお口と舌で、赤ん坊のお顔をペロリ。
おっぱいの魅力的な匂いが好きなのね。
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2014年10月、つかまり立ちが出来るようになった2本足の赤ん坊。
ちょろちょろと危ないので、台所への侵入口を出入り禁止にしたら、まるで2本足の赤ん坊はクリスの子分のよう。
「この向こうにね、食べ物がいっぱいあるのよ。」と、語り合っていたのかどうか。。。
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2014年12月、子分が来ない日はコタツと擬態(笑)。
すっかり大人しくなって、寝ている時間が増えたクリス。
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心子さんも、13歳になったクリスも、身も心も本格的なお婆ちゃんになったね。

家族が増えて、賑やかで楽しかった2014年でした。



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思い出をたどって。(その4・妹出現)

こんにちは、心子です。

愛犬のチョコラブと過ごした2007年頃からの記憶と記録です。

その強面な風貌と溢れるパワーから、「可愛い~、触ってもいいですか?」などど言われた事など無く、他人と触れ合う機会はほとんど無いままに成長しました。体の大きさと幼稚さのアンバランスのせいなのか、近寄ると近所の犬からはことごとく避けられ、犬同士の関わりもないままに成長しました。犬としての社会性の欠如はあったものの、家族の愛情と、仲間との交流に恵まれ、楽しく時は過ぎていきました。
四葉


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2007年、夏、
そんな心子さん&クリスの蜜月時代は終わり、
1つの始まりがやって来ました。
毛むくじゃらな妹分の登場です。
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社会性に欠けるクリスと、仲良く上手くやっていけるかな。

そんな飼い主の不安など解することなく、
怖い物知らずな妹分は、
臆することなくクリス姐さんについていきました。
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この子には、積極的に他人や他犬と触れ合わせて、
誰からも可愛がられる子になって欲しい。
犬としての社会性を身につけてさせようと、
車で40分かけてパピークラスに通いました。

が、この妹分は車酔いするタイプの子であると判明。
パピークラスに到着する度にゲロ+ンコ+シッコのフルコースを、
他のパピー達の面前でお披露目してました。

クリスにとっては、初めてのお洋服デビュー。
お揃いにしてみましたが、
あまりの似合わなさに、飼い主びっくりでしたね。
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25kgの小柄なチョコラブ、
8kgの大き目シュナウザーのコンビは、
順調に仲良く家族となれました。

良い事や悪い事、楽しい事も、
クリス姐さんから教えてもらいました。
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姐さんに出来て、にはできないことは沢山ありました。

どんな雪の中でも、ラッセル車のごとく突き進める姐さん
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雪が玉になり、身動きできなくなる妹分
直ぐに撤収~~~っ!
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今日のところは、ここまでにします。

一頭増えて、愛情が半分ずつになるのではなく、
二頭になって愛情が二倍になった、心子さんでした。

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そして、現在11歳のM・シュナウザー。
IMG_1225.jpg

社会性はバッチリで、
器量は悪いけれど、愛嬌たっぷり。

クリス姐さんと大きく違うのは、
泳げない、雪道、山道歩けない。
車酔いがひどくて、
約10分間のドライブで嘔吐く。笑

あちこち弱くなった心子さんにとって、
今に思うとこの子は、
クリスからの贈り物なのかもしれません。


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思い出をたどって。(その3・成年期)

こんにちは、心子です。

2001年3月に生まれ、2015年9月まで、
家族として一緒に過ごした愛犬との思い出をまとめた記録です。

やんちゃパワー溢れるチョコレート色したラブラドールは、瞬く間に大きくなりました。食いしん坊で、賢くて、タフで、それまでに飼ってきたどの犬よりも魅力的で、彼女の生命力に引っ張られるかのように、心子さんの行動範囲は広がったのでした。

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その頃は、家事と仕事と子育てを中心に毎日が同じことの繰り返しで、うんざりしていた事は否めません。そこから解放されたい、逃げ出したい欲求が私の中には大いにあって、そのパートナーに彼女はぴったりでした。
私たちは、ギクシャク、ドタバタ、あたふたとしながらも、良い相棒になり続けました。私は家事と子育てを放って(収入源である仕事は放り出すことはできませんので/笑)、彼女と一緒にいつもとは違った時間を、たくさん楽しむことができました。

山を歩き。
2003水上2

2月飯盛山

2004荒船山

飯盛り山1

水で遊び。
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そして、寝た。
off40001.jpg

BB in MDR 073


母親の愛情のほとんどが、
愛犬に注がれていたことを察していたからか、
それとも母親の私自身が鈍かったのか。。。
その頃すでに中学生~大学生になっていた
私の人間の子供達(笑)は、
反抗期らしい反抗期もなく、
愛犬同様に良く食べ、良く寝て、
勝手に大きく成長していきました。

それは、いつ振り返っても、幸せで充実した時間であったと確信することができると共に、そこには、たくさんの笑顔があり、今に繋がる仕合わせがあったことを、知ることができます。

      2002年~2006年

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2015年9月に、
チョコラブ・クリスは逝ってしまいました。
3年経った今、ようやく涙を抑えて、
残した写真と当時の気持ちとを、
並行して思い浮かべて、
整理できるようになった、心子さんです。



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思い出をたどって。(その2:幼少期)

こんにちは、心子です。

残業も、孫’sの来訪もお断りして、午後はひたすら昼寝。
気付けば、相方さんが帰宅してました。
朝かと思いましたよ、どれだけ昼寝していたのでしょう、おほほほ。
復活っ!(笑)

2001年からのクリスの幼少期について、書き留めておきます。


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2001年、5月、ラブラドールを、クリスを新しい家族としてく迎えるに当たって、
なんて食欲旺盛で、パワフルで、タフな犬種なんだろうと実感しました。
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飼い主が、本気で飼い方の学習をしている間にも、
待ったなしで、クリスはすくすくと大きくなっていきました。
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家族の愛情表現は、ことごとくタブーと言われることばかり。
テーブルから食物を与え、椅子に飛び乗らせ、
破壊行為を、スゲ~パワーだと褒めそやし、
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生後3か月を過ぎたころには、
隣家の柴犬と同じくらいの大きさになっていました。
しかし、気持ちはまだまだ仔犬のままなわけで、
その見た目とのギャップが、やんちゃで、可笑しくて不思議で、
親ばかな愛情は深まるばかりでした。
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「生後半年くらいまでに、たくさんの人に触って褒めてもらい、
たくさんの犬達と触れ合って、社会性を身につけましょう。」
乏しいながらも、情報を手に入れることは出来ました。
けれど、その当時には、今のようにドッグランやパピークラスなどなく、
ましてや田舎の町では、そのような機会も場所も無いに等しいものでした。

それならこちらから出向いてみよう。
クリスを連れて、ラフティングに挑戦してみたら、
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川などまったく恐れず、彼女の見事な泳ぎっぷりに、飼い主は感激と仰天。
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すでに、近所のどの犬よりも大きく、やんちゃでパワフルなクリス。
飼い主には、最高に可愛らしい表情に見えるクリス。
しかし、チョコレート色した大きな騒がしい犬は、
今思うと、強面な犬以外の何物にも見えなかったようですね。

生後6か月の頃、散歩の後のクールダウンは衣装ケース。笑
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すっかり家族に馴染んだクリス。
社会性を学習する機会に恵まれないままに、
順調に?大きくなっていきました。

              2001年
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あのビロードのような手触りの耳、
土と脂が混じったような肉球の匂い。

”明日と前しか見ない”が心情だったけれど、
思い出が力を与えてくれるってこともあるんだ、つくづく思う心子さんです。



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想い出をたどって。(その1:命名)

こんにちは、心子です。

2015年9月2日、14年半を共にした愛犬クリスの命日です。
3年経ち、ようやく涙をこらえて、気持ちを文字に替えられるようになりました。


なので少しずつ、愛犬とのことを書き残しておきたいと思っています。

楽しい思い出の上位ほとんどに、この愛犬が登場しています。当初の企みと目論み以上の時間であり、58年間の人生の中で外せない出来事ばかりです。


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息子15歳、娘13歳の頃、
子育て、家事、仕事に明け暮れる生活にうんざり。
子供も相方さんからも解放されて、プチ家出したい。

犬と一緒に出歩こう。
そうだ! 大型犬がいい!

自分が小柄なので、
大型犬種の中にあって小柄なタイプがいればとの思いから、
知り合いに、
「小さ目なラブラドールがいたら、飼いたいんですけど。」と頼んでみた。
「いやいや、ラブはみんなデッカイよ。」と、笑われた。

ある日、その知り合いから連絡が入った。
「両親が30キロ以下の子が生まれるよ。足の小さい子を選べばいいかもよ。」
「色は何がいいの?希望ある?」

えっ?? 犬の色???
ラブラドール犬と言えば、柴犬のような色で、
賢くて大人しくて盲導犬候補No.!なんだよね。
当時は、それくらいの知識しか持っていなかった心子さん。

深く考えることなく、
「小さ目ならば何でもいいです。」と、答えたのだ。

2001年3月28日、8匹のラブラドールが生まれたと電話があった。
「色は黒だけど、いい?」
(ふぅ~ん、黒いラブラドールもいるのね。初めて知った。)

なにしろ田舎者の心子さん。
その頃、近所では日常的に目に入る散歩犬は、柴犬かシーズーか雑種犬くらい。
本当は、ラブラドール犬どころか、大型犬など一度も見たことがなかったのである。

予約のために、ブリーダーさん宅へ子犬を見に行くことが出来ると知り、早速日にちを決めて子犬を選びに行くこととなった。

生命力の集まりを、目の当たりにして、
「うわぁ~~~」としか声が出なかった。
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ブリーダーさんいわく、
「黒は生まれず、全部、チョコレート色でした。」
紹介してくれた知人との話しと、若干の食い違いはあったものの、
母犬と子犬達に、心子さんのハートは鷲掴みされ、もうメロメロ。

8頭の中で、生まれた時の体重が一番少なくて、足が一番小さい末っ子、との理由から選んだ。
2度目の見学の時の写真。
右の乗り出している子が、我が家の子。
すでに、態度が小生意気?笑
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ブリーダーさんからの評価は、
「わちゃわちゃしていて、活動的な女の子です。」だった。

後から知ったのだが、一番盲導犬に成れないタイプ(笑)。

ブリーダーさんが、母犬&子犬の世話による疲労で寝込んでしまったため、
(もう少しの間、母犬や兄弟犬と遊んで犬同士の社会性を学んでからを希望していたのだが)
2001年5月、予定より早くに我が家へやって来ることになった。
今思い返せば、この時点でアクシデントは始まっていたのだろうか(笑)。
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桜の花の季節に生まれたから、名前は「さくら」にしようか。
桜では、花の寿命が短いから、
永遠の美しさと強さの水晶「クリスタル」から、
「クリス」にしよう!

相方さん、心子さん、息子と娘にに囲まれて、
車中にて命名、クリスである。

我が家に到着早々、
家族中の注目と愛情を、独り占めした彼女は、
この頃は、本当に天使のように愛らしかった。

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2001年5月、心子さん41歳の誕生月のことでした。

(カテゴリー「クリスと歩いた道」を追加しました。)




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プロフィール

心子(シンコ)

Author:心子(シンコ)
1960年生まれ、健康で真面目なふりして生きてます。子供2人を帝王切開、1992年に乳癌ステージIIbで手術&化学・放射線治療、2017年には、大動脈弁閉鎖不全症のため「自己心膜を使用した弁形成術」を受けました。戦国武将に劣らない傷痕だらけの身体が自慢(?笑)。残る人生、楽しむだけに費やしたい。

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